配線をするときにあると便利な線名札

工事などで複雑な配線をしなければいけないときにあると便利なのが線名札です。ケーブルなどにつけるだけで、どの線がどのような接続に使用されているかが、簡単にわかるようになっています。使用する場合にはできるだけ見やすい位置につけておいた方が、配線が複雑に混じり合っている場合でも一目で全体の配線を把握しやすくなります。線名札には必要な事項を書き込むことができる名札の部分と、ケーブルに絡めて結ぶことができる紐の部分があります。

名札の部分の大きさは限られているので、必要な情報を簡潔に記載したほうが、名札をつけた人以外にも必要な情報がわかりやすくなります。線の端のほうに紐でつけるのが一般的な方法で、両端にそれぞれ別のものをつけますが、名札の部分に書く文字は、つける場所によって色を変えたほうがわかりやすくなります。実際に配線の工事をしている業者などでもこのような方法で、それぞれの線の区別をしています。線名札をケーブルに結び付けるときには、目的に合わせて紐の結び方を変えることもできます。

後で取り外す場合に使われているのが、一度結んだものを再度ほどくことができる結び方です。つけたものを取り外す必要がない場合には、名札を固定できる紐の結び方もあります。場所によって紐の結び方を使い分ければ、線名札がさらに使いやすくなります。線名札をつけ忘れてしまうと、ケーブルどうしの関係がわかりにくくなってしまうので、配線をするときには欠かさずに取り付けるのがプロの方法です。

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