結束バンドはさまざまな製品に利用することが可能です。バンドにはいくつか特徴があり、締め付けている間と締め付けが終わった後について比較すると、結束対象物に対してかかる締付け力は同じではないです。一般的な結束バンドの場合、ストラップの溝やヘッド部において内蔵されているツメがかみ合うことによって、ロックされる仕組みになっています。ストラップに刻まれている複数の溝によって、いろいろな結束径について対応することができる仕組みです。
元に戻ろうとするストラップに対して、反対の方向についてロック力が作用しているので、基本的に経年劣化やバンドへのダメージとは違う要因によって自然に緩むことはないので、いろいろな製品を繋げる用途に利用することが可能です。結束の際、結束バンドのループにある径が結束径に到達するまで、締付けが行われるようになっています。ストラップに締付ける力は働いている段階において、ストラップの溝やツメによるロック機構に関して作用していません。結束径まで締付けられるタイミングにおいて、結束工具や手による締付けが完了すると、ストラップを引っ張るパワーがなくなるようになっています。
ストラップは締め付けと反対の方向に戻ることによって、始めてロック機構が作用する仕組みです。締付け中や結束バンドのループを引張る力が作用する間の力を強度と呼んでいて、引張る力が失われることでロック機構が働き結束に作用する力を保持力と呼んでいます。結束バンドを利用するといろいろな製品やパーツを繋げることができるので、多種多様な作業に活用することが可能です。