今では、我々の生活に電気は欠かせなくなりました。照明でも必ずコンセントを用いた設置となりますが、天井部分にはこの照明器具用の専用コンセントと、配線ダクトが備わっているのをご存知でしょうか。一見するとフラットな天井のように見えますが。手のひらサイズのコンセントと、そこから延びている電源コードを収納している配線ダクトがあります。
建売住宅やマンションであれば、これらはあらかじめ備わっているので別途工事をする必要はありません。新たに室内をリノベーションしたとき、それまでは使用していなかった物置等を部屋にすることがあります。その時は照明器具を備える必要があり、配線ダクトも要ります。この工事を実施するには電気工事士の国家資格が必要なので、必ず電気工事専門会社に照明器具の取り付け工事を依頼しましょう。
なぜ照明器具の専用コンセントが必要なのか、その理由は主電源から直接電気を引っ張らないと出力が足らないからです。蛍光灯の平均出力は約150wと高くなっており、タップ等を用いた分電には対応できません。ケーブルそのものも熱を帯びてしまうので、必ず配線ダクトを設置するようになります。設置方法は主にステップルと呼ばれる壁と天井に固定をする方法です。
この設置方法であれば床や天井の中に配線を通す必要がないので、短時間で低コストな工事を可能としてるのが特徴です。なお、必ず専門会社に依頼をしなくてはいけないので、その際は見積もりを事前に出してもらいましょう。配線ダクトの照明器具のことならこちら