コードを固定する結束バンドの解説

電化製品などのコードはそのままの状態では絡み合ってしまうおそれがあります。そういったコードをまとめて絡まないようにする道具が結束バンドです。結束バンドには主に穴が空いているタイプとギザギザのが入っているタイプ、そしてマジックテープの3種類があります。穴が空いているタイプはベルトに近い構造であるため、取り外しが容易で便利です。

コードに限らず、いろんな対象をまとめる用途に使用できます。ギザギザが入っているタイプは業者によって施工された配線部位によく見るタイプでもあります。片側の穴に通すことでギザギザ部分が固定され、抜けなくなります。不可逆的なので取り外しづらいのが欠点となりますが、長期的な固定において優れた性能を発揮できます。

マジックテープ式は仮止めに使用します。こちらは取り外しがしやすいため扱いやすいメリットがあります。家庭での使用ではこれでも十分に用が足りる場合があるでしょう。あらかじめコードに取り付けられていて、必要に応じて使用するタイプもあります。

他にはギザギザの方式にレバーによる固定を組み合わせた、取り外しが簡単にできるようになっているタイプが存在します。クランプにギザ部分を押し込んで固定し、ボタンでリリースできるようになっているものもあります。結束バンドは取り外す事を想定している部分には穴空きタイプやマジックテープ、レバー式などを使用し、ずっと固定したままにする場合はギザギザで固定するタイプを使用すると良いでしょう。

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