凍結防止剤効果を発揮する結束バンドの利用場所

日本は北半球の北緯45度線上に位置する島国で、黒潮と呼ばれる暖流が年中流れ込むことで世界でも類を見ない温暖な気候に恵まれた地域です。我々人間にとって快適とされる20度が平均気温になっており、1年中過ごしやすい地域でもあります。それでも毎年12月から2月にかけて東北地方から北では、氷点下の気温まで下がるため生活をする際に防寒着を着用することでしょう。屋外に設置をしているソーラーパネル等も凍結防止剤となるアイテムを用いて、凍らないようにしなくてはいけません。

ソーラーパネルの場合、本体よりも固定をしているバンドの凍結を防ぐことに焦点があてられます。その凍結防止剤として役立つものが、結束バンドです。このアイテムは通常、電気コード等をまとめるのに使用されるバンドで、塩化ビニール製となっています。この結束バンドを凍結防止剤として利用しているのが、東北に本社を構える新電力会社で、日本海側に備えたメガソーラーの固定用バンドに冬になると取り付けているのが特徴です。

結束バンドがなぜ凍結防止剤の役割を果たすのか、その理由は素材の塩化ビニールにあります。この素材は凍ることがない分子配列をしており、ソーラーパネルの固定に用いるナイロンバンドの表面に取りつければ、その部分も凍らないというわけです。昨今では他にも建材・足場の取り付け現場でも凍結防止剤として利用され、幅広い現場で利用されるようになった結束バンドです。

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